2011年10月12日 18:18
商売に役立つ自己開示
参考:酒井とし夫の商売心理学
「じつはさ、オレ・・・・・で悩んでいるだー。。。」
「え~っ!! マヂっで?!」
って、相手のプライベートな話とか内面的な話を聞くと、なんとなく好意というか親近感を持ちますよね。
実はプライベートな話とか内面的な話はお互いの親密度を増す効果があることが分かっています。
相手の生い立ちや経歴、個人的な悩みなどを聞くと、益々相手と仲良くなることは経験的に理解できると思います。
これを自己開示といいます。
人って自分に過去や失敗談はあまり他の人に話をしませんが、実はそれこそが相手と仲良くなる「テーマ」の一つなのです。
だから、新聞広告やチラシ、DMでもビジネスの話とは別に、社長やオーナーあるいは担当者個人の生い立ちや失敗談、苦労話などが書かれている場合がありますが、これは自己開示です。
だから、ホームページやブログを開設している人は本当はトップページの次に自分のプロフィールのページに力を入れてつくった方がいいです。
たいてい、ホームページやブログで興味を持ってくれたお客さんは、 あなたの会社やお店のプロフィールのページ行きます。
そこに住所と地図と業務内容だけが書かれているより、社長や店長の「自己開示」があると良いのです。
人は相手のプライベートな話とか内面的な話に共感するんです。
だから、仕事では「ムダ話」も必要なのです。
それがお互いの共感を生む土壌となり、仕事をスムーズにする役割を果たすのです。
まあ、毎回、ムダ話だけだとダメだけどね~!